【実験報告】密閉したパンにカビが生えない!?半年経って分かった「杉」の驚異のパワー

いつもWOODYYLIFEのスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
設計課の家田です。
GWが過ぎると、いよいよやってくるのが本格的な雨季☔ですね。
主婦としても、そして一人の母親としても、この時期は本当に悩みが尽きない季節です。
家の中に洗濯物を干せばなかなか乾かず、生乾きの嫌なニオイが部屋に充満してしまったり、やっと乾いたと思ったらタオルがゴワゴワしていたり、、、
それだけならまだしも、水回りの掃除を少しサボっただけで、お風呂のタイルの隅やキッチンの排水口周りにあのピンク色の「赤カビ」がすぐに発生してしまいます。
一度発生するとなかなか手強く、何度も掃除を繰り返すうちに、なんだか家事そのものが嫌になってしまうこともありますよね。
私は現在30代で、絶賛子育て中の身でもあります。
子供が生まれてからは、それまで以上に家の中の衛生環境に敏感になりました👶
ハイハイをするようになれば床の汚れが気になりますし、何でも口に入れてしまう時期は、家具の角や床に落ちている小さな埃、そして目に見えない菌やカビが心配でたまりません。
もちろん清潔に保ちたいのですが、一方で、強力な薬品やアルコールで家中を消毒することに不安を感じていました。
「この消毒液がついた場所を、もし子供が舐めてしまったら?」と考えると、安心のために使う薬剤が、逆に心配の種になってしまうという矛盾に悩んでいたのです。
そんな母親としての視点を持って仕事に向き合う中で、改めて「自然素材のすごさ」を再認識しています。
今回ご紹介する実験は、まさにその不安を解消してくれる「答え」の一つになるのではないかと思っています。
それでは、継続して行っている実験の経過報告をさせていただきます。
実験報告
この実験は、2025年10月14日から開始しました。
内容はいたってシンプルで、3種類の異なるフローリング材と市販のパンをそれぞれプラスチックケースに入れ、完全に密封した状態で放置するというものです。
「パンにカビを生やす」という、ちょっとした理科の実験のようなものですが、これが驚きの結果を見せてくれています。
カビの様子が写るので閲覧にご注意ください😓
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実験開始から半年以上が経過し、現在は4月末。
一般的な合板フローリングを入れたケースのパンには、残念ながらびっしりと黒や緑のカビが生えてしまっています。
しかし一方で、国産の杉板を一緒に入れたケースのパンには、なんと現在もカビが全く生えていないのです。
密封されているので、外気の影響はほとんどありません。
つまり、ケースの中の「空気環境」そのものを杉板がコントロールしているということになります。
なぜ杉の板を入れるだけでパンが守られるのでしょうか
私は、杉が持つ天然の「抗菌効果」と、その優れた「調湿効果」が大きく影響していると考えています。
木は切り倒されて建材になっても、なお「呼吸」を続けています。
周囲の湿度が高くなれば水分を吸収し、乾燥すれば放出する。
この調湿機能が、カビの繁殖に最適な「ジメジメした環境」をケースの中に作らせないのです。
さらに、以前から行っている別の実験についても触れさせてください。
実は2019年から、桧(ひのき)の床板でも同様の実験を行っているのですが、そちらもなんと数年が経過した今でもカビが生えていないのです。
桧や杉に含まれる「フィトンチッド」という芳香成分には、菌の繁殖を抑える強力な力があります。
森林浴をすると空気が清々しく感じるのは、この成分のおかげなのですが、それが家の中でも、そして小さな密閉ケースの中でも、これほどまでの効果を発揮し続けている事実に、私自身も驚きを隠せません。

子供が口に入れても安全な素材で、家の中の衛生環境が守られる
これこそが、私たちが自信を持っておすすめしたい、自然素材での家づくりの価値です。
強い薬剤に頼るのではなく、木が本来持っている生命力で、家族を優しく守る。
お母さんたちが抱える「掃除の手間」や「衛生面への不安」を、自然の力がそっとサポートしてくれるのです。
WOODYYLIFEでは、床材として特に桧や杉をよく使用しています。
これからの梅雨の時期、合板のフローリングだと足の裏が汗や湿気でベタベタしてしまい、スリッパが手放せないという方も多いと思います。
しかし、無垢の木を使った家では、この調湿作用のおかげで、素足で歩いても常にサラリとした快適な足触りが続きます。
お風呂上がりの足でも、子供たちが裸足で駆け回っても、いつも爽やかです。
さらに、私たちは床だけでなく壁や断熱材にもこだわっています。
壁には漆喰や珪藻土を使い、家全体で湿度をコントロールできる仕組みを整えます。
断熱材には、新聞紙などを原料としたセルロースファイバーを採用しており、これもまた調湿性に優れた、自然素材と非常に相性の良い材料です。
家全体が呼吸するように設計されているため、洗濯物の部屋干しも驚くほど乾きやすく、あの嫌なニオイも気にならなくなります。
自然素材でのリノベーションや改修は、既製品を多用する場合と比べて初期のコストは確かに上がってしまいます。
しかし、長い目で見れば、湿気で柱や土台が腐ることのない、資産価値の高い安全な家になります。
そして何より、カビやダニの発生を抑えることで、アレルギーなどの心配を減らし、家族が健康に暮らせる空間を手に入れることができます。
この「安心」は、決してお金には代えがたい価値だと私は信じています。
このカビ実験の結果は、現在も日々更新されています。
写真だけでは、この驚きの清潔さや、木の持つエネルギーをすべてお伝えするのは難しいかもしれません。
ですので、ぜひ一度、弊社のスタジオに直接見に来ていただければ嬉しいです。
「本当にカビが生えていない!」という驚きを、ぜひご自身の目で確かめてみてください。
スタジオでは、実験の様子をご覧いただけるだけでなく、実際に使っている素材の質感や、木の香り、そして空気がスッと通るような心地よい空間を体感いただけます。
子育てのお悩みや、リノベーションについての素朴な疑問など、お話をお伺いできればと思っております。
最後に、私たちのスタジオ「WOODYYLIFE STUDIO」の基本情報をご案内いたします。
WOODYYLIFE STUDIO(ひだまりほーむグループ)
住所:岐阜県岐阜市下川手103-1
電話番号:058-274-1355
営業時間:10:00〜18:00
定休日:毎週水曜日(祝日は営業しております)
駐車場:敷地内に完備しておりますので、お車でお気軽にお越しください。
キッズスペースもございますので、小さなお子様連れの方も安心してご来場いただけます。
これからの湿気の多い季節、少しでも快適に、そして安心して暮らせる住まいづくりのヒントを、一緒に見つけてみませんか。
皆様のご来場を、スタッフ一同、心よりお待ちしております。
設計課 家田