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間取りイメージ

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先月の9月、お施主様のご厚意で完成見学会を開催させていただきました。
おかげさまで、本当にたくさんの方にご来場いただき、心より感謝申し上げます。 ほんとうにありがとうございました。

完成見学会でいただいた「声」

その見学会の際に、数人のお客様からこんな声をいただきました。

  • 「間取りは書いてくれるのですが、なにがいいかわからないんですよね」

  • 「大丈夫、できます!といわれるんですが、どうやったらできるのか全然わからないんです」

  • 「間取りはかいてもらったんですけど、構造とか断熱とかの話は全然きいていないです」

この話をきいて、家づくりにおいてすごく大事なポイントを示唆しているなと感じます。

なぜ、私たちは「間取り」から考えてしまうのか

家づくりとなると、どうしても真っ先に考えたくなるのが間取りであり、気になるのはそれにかかる費用

当然にここに興味関心がいくのはすごくよくわかります。また興味関心が高いからこそ、やるやらないを判断するのに大きな要素にもなります。

特にリノベーションにおいては、今の現状の家からどんなふうに変るのかというのがとても大きな興味関心どころなので、それは当たり前だとおもいます。
当然、私たち工務店側もお客様の興味関心のあることをやったほうが、当然に喜んでもらえますので、まずは間取りの話をしていくという会社さんが少なくないのも事実です。

暮らしのイメージ

真っ先に考えるからこその「落とし穴」

ただ一方で、ここを真っ先に考えて家づくりをすすめていくのは、いろんなリスクがはらんでいるともおもいます。
間取り図だけでは見えてこない、大切なことが5つあります。

1. 楽しさで、他の視点がいかなくなる

間取りは家づくりにおいて何よりも楽しいもの。楽しいからこそ、他のところに視点がいかなくなるという落とし穴があります。

2. 家づくりの「そもそもの目的」から外れやすくなる

間取りは暮らしを行う上でとても重要ですが、すむ人の暮らし方や暮らし方の価値観、またこれから実現したい暮らし方をしっかりと反映しようとおもうと、そんなに簡単につくれるものではありません。

実際、自分自身自体をしっかり理解している人はそれほど多くないとおもいます。いろんな対話をへてみえてくるものもおおいです。(実際、私自身も家づくりをしたときは、間取りよりも、自身は家族とどういう関係性をつくっていきたいのか、そのためにどんな暮らし方をしていきたいのか、そんなことをまずは考えてすすめました。)

3. 暮らしより優先すべき「安全・快適性」

家づくり、特にリノベーションにおいては、暮らし方も当然大事ですが、それよりも優先することが多いのも事実です。 耐震であったり、断熱であったり、そもそもにある健康で安全て快適に暮らすための考え方。これは間取りだけ考えても実現はできません。

4. 図面ではわからない「五感」や「感情」

暮らしは生活動線だけでなく、自分自身がどんな感情をいただくかがとても大事。自身の五感がどうかんじるのかは非常に大きな要素です。 となると、どこにどんな素材をつかい、どんな体感をえるのかはとても大事。これも間取りだけでは何もわかりません。

 

5. リノベーション特有の「基準のあいまいさ」

リノベーションは新築と違い、基準があいまいです(法改正で4号特例縮小されたものの、そこに該当しない案件の方が圧倒的に多いです)。 かといってリノベーションとなると、それほど安くない費用をかけることになります。せっかくたくさんの費用をかけても、5年後の基準では通用する建物レベルではない…なんてこともありえるので、住宅事情や世の中の流れを理解した中でしっかりと取捨選択をしてもらいたいのです。


 

家づくりをはじめる皆様へ

ということで、間取りだけではなく、考えなければいけない要素というのはたくさんあることがご理解いただけたとおもいます。

間取りは楽しい。でもそれは一方で落とし穴にもなりえる。

そういったことをしっかりと理解していただいて、家づくりをはじめていただければとおもいます。

WOODYYLIFE 牛丸