コーディネートのこだわりを語りたい【第2話：フルリノベ~メイン空間の巻~】｜新着情報

2023.05.22

コーディネートのこだわりを語りたい【第2話：フルリノベ~メイン空間の巻~】

こんにちは、リノベーション部コーディネーターの髙井です。
私の担当させていただいた物件の推しポイントを語るシリーズ、2話目です。
前回は玄関についてお話していますから、ご興味のある方はぜひ覗いてみてくださいね。
　
　
　
木造2階建て・築30年弱・約30坪の柱梁を残しフルリノベーションしたお宅です。
　
　
玄関からメイン空間へ進むと・・・、

一体となったLDK空間が広がります。
手前はくつろぎの間として家族団らんの場に、掃き出し窓を開けばウッドデッキへとつながります。
スッキリとしたカウンターキッチンは対面にも引戸型の収納を設け、日々の生活用品を納めることができます。
手元は隠れるので、調理中散らかりがちなキッチンも気にせず使えますね。
　
少し近づいてみましょう。

真っ白な漆喰の部屋にキッチン背面の灰色珪藻土が映えます。
素敵。
ここの窓からの景色も綺麗なんですよ。

ね！
空を切り取ったようです。
　
奥へ進むと食の間ダイニングです。

全体的には広がり感を持たせながらも落ち着きを持たせたい食事空間は、窓が腰高になっています。
三方に開口が設けられているため、絶妙な気持ちよさがそこに実現されました。
空間を飾るペンダントライトはお客様のこだわり。
透け感があり儚い煌めきが特徴です。
美しい。
また今回は、お客様のご希望で床材が楢（ナラ）の無垢板になっています。
いつもの桧の無垢材とは風合いが異なり、深く大人びた表情になります。
広葉樹になるため、針葉樹（桧）よりも硬く傷つきにくくもあります。
　

造作（作り付け）のTVボードも設け、一体感は増すばかりです。
　
この広がり感を持ったメイン空間。
かつては個室が隣り合った格好でした。

　
よく「新築と変わらないよ！」とお言葉を頂くことがあるのですが、柱梁以外は解体したので、間取りの可変性も高くなるわけですね。

スケスケ。
もちろん耐震工事も断熱工事も施すことができます。
このあたりのマニアック記事はまた改めて・・・。
　
　
　
お客様の生活スタイルや過ごし方、お好みの空間をたくさんお話しながらコーディネートさせていただいております。
家づくりでも一番ワクワクするところなのでは、と個人的には思います。
お家全体にこだわりが詰まっていますから、また次回の記事もお付き合いいただけると嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました！
　
　
株式会社WOODYYLIFE　髙井梨那