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『リモート管理』

『リモート管理』 | 社長コラム「一期一会」
現在、ひだまりほーむでは現場管理の体制を3つのグループに分けています。
①着工前担当
②工事中担当
③検査担当
といった具合です。
一人の監督が一気通貫で現場を見ることを止めました。
一つのお客様宅の現場を3名の担当者が管理することとなります。
2つの目で見るよりも、6つの目で見ると言う事になります。
 
その中で、リモートのシステムがとても役に立っています。
驚いたのが、先日も協力業者会「ひだまり匠の会」にて、360度カメラで撮影した現場の状況をみんなで確認したこと。
人の現場もZOOMを通してみんなでチェックできる。
ここはGOODだね!、ここは是正だね!!などと、たくさんの職人と共に確認をしていました。
これを続けて行けば、我々だけでなく、職人にもナレッジが蓄積していくことと思います。
僕も、すべての現場を見て回るわけにもいかないため、とても助かっています。
机にいながら、現場の様子を確認できる。素晴らしい時代になりました。
僕は特に断熱の欠損、現場の美化状況と養生状況を観察しています。
 
そんな中、工事部の平野君に、「リモート管理のその後はどうなの?」と、コーヒー飲みながら尋ねたところ、自慢げに見せてきたのが写真の現場。
ひだまりほーむの現場では、階段室には落下防止の措置を取るルールとなっています。
写真の現場は、12月3日には、まだその施工がされていないことが、360度カメラで確認できました。
監督の平野君は、そのリモートシステムで現場の大工に「階段の落下防止をしてください。」と指示をしています。
その後、12月9日の撮影の状態では落下防止の手すりが取り付けられています。
素晴らしい!
このやり取りを僕も確認できるのは、とても安心します。
 
このリモートのシステムは、現場と会社をつないで打合せをしたり、撮影した360度の写真で確認・指示をしたりと、大活躍です。
将来的には、このシステムをお客様とつないで、お客様も現場を確認したりできれば面白い。
尚、先日の匠の会で「断熱材に直で材料を立てかけてはいけない。必ず養生をすること。」というルールに対して、是正をした現場が、しっかりと養生をしていることも確認しました。
 
しかしながら、目視で確認しなければいけない所(特に配筋などの検査)も当然にあり、すみ分けが重要です。
いずれにしても、現場にスピード感が出ます。
 
システムに使われるな!
システムに遊ばれるな!
システムを使い倒せ!
システムを使いこなせ!