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『ソーシャルデザイン』

『ソーシャルデザイン』 | 社長コラム「一期一会」
ひだまりほーむは何者なのか?
この問いを先日開かれた全社員の半期MTGで投げかけた。
 
僕は、
『ひだまりほーむは、ソーシャルデザインをする会社』
と答えを出した。
 
私たちは、住宅会社であって、住宅会社ではない。
ひだまりほーむは、
社会に対して「憤り」や「怒り」を感じ、
そこが出発点になることが多い。
だから、面倒くさい社員が多い(笑)。
森を守りたいという感情も、
「山が荒れている。なんで、ぎふの木を使わないのか?」
という憤りや疑問から生まれている。
そう言った問題の解決をどうデザインするのか?
が我々のMISSIONである。
だから多岐にわたる。
 
社会づくり
森づくり
ものづくり
街づくり
人づくり
暮らしづくり
人生づくり
仕組みづくり
 
僕たちは、色々なモノを作っている。
建築デザインは、
その中の街づくりの中の1つでしかない。
だから、ひだまりほーむは
色々な顔があるように見えるようだ。
それもそのはず。
社会(ソーシャル)の問題を
建築を通してデザインをしていく。
 
その中で、建築に限らず、
カフェや弁当の飲食事業も、不動産事業も
「美意識」が必要であることを説いている。
それを、
「ひだまり流 ロングライフデザイン8つの美意識」
としてまとめている。
 
一つひとつの根底には、美意識がある。
時間の美は、歴史の美しさや古いモノの美しさ。
50年経っても良い家でありたい。
流行に乗るのではなくて、
普遍的なデザインで家づくりをしたい。
そこに、長い時間が経過することで、
そのデザインは完成する。
ひだまりほーむのモデルハウスは、築15年。
今なお、現役のモデルハウス。
床板は良い感じに色がついて、
長い時間をかけたからこそ、
本物の色目になっている。
新品の若々しさはない、
しかし、熟練の美しさがある。
 
今、家づくりの根幹を見直す時期に来ている。
売れる商品としての家ではなく、
50年経ったときに美しい家を目指してきた。
そんな家が、岐阜の街に建ち並べば、
きっと街並みも良くなり、街は豊かになる。
そんな美しい岐阜にしたいと思う。
8つの美意識は、
これまで僕自身が20年以上ずっと思い続ける
家づくり・事業づくりへの基本スタンスである。
そして、ようやくたどり着いたのが、
「ソーシャルデザイン」という感覚。
なにか、スッキリしました。
 
この話を全社員に話をしたところ、
皆も僕と同じように、スッキリした模様。
 
僕たちは、建築デザインの会社にとどまらず、
ソーシャルデザインをする会社である。
だから、僕はソーシャルデザイナーである。
僕のビジネスの信条は「世直し」と「人助け」
 
もっと社会を良くしたい。
もっと世の中を良くしたい。
困っている人を助けたい。
 
家はつくらない。心豊かな人生をつくる。
 
点と点がつながり始めました。
更に頑張れる気がしています。