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『哲学が求めらる時代』

『哲学が求めらる時代』 | 社長コラム「一期一会」
今の時代に求められていることは「哲学」である。
哲学とは、意思でもあると思う。
特に大事なことは、個人の哲学。
以前、社員に「君の哲学はなんだ?」と説いてみた。
当然に応えられるものではない。
やむを得ない。
そんなことは考えたこともない。
しかし、それは整理できていないだけであり、うちの社員には一人残らず哲学はしっかりとある。
一度立ち止まって自分の哲学を考えてみて欲しい。
その上で、その哲学を知らしめる必要がある。
何故ならば、今の時代、その哲学が求められ、その哲学を知りたいという人・お客さまが多数いるから。
伝えなければ伝わらない。
そこにその人の人となりが見えてくる。
それは「らしさ」という表現になるのかもしれない。
そうすれば、おのずと人が集まり、情報が集まる。
僕自身の哲学と言えば、「人間大事の精神」であろうかと思う。
全ての行為行動、会社経営などの人生の根源の部分が人間大事の精神。
松下幸之助さんの真髄でもあるが、到底その領域には及ばない。
が、僕もまた人間大事の精神が哲学である。
もっともっと磨き高める必要がある。
もしかすると、この哲学を磨き高めるために、学んでいるのかもしれない。
全ての判断軸がそこにあり、住宅建築もまた、人間大事の精神から作られる。
そこから派生する形で、住宅づくりへの哲学が「家は巣である」ということ。
「巣」だからこそ、そこに「住む人」の安全や安心、健康、快適である必要がある。
また、森を守る、小エネなどの地球環境問題を考えみても、地球に「生かされている人」が、後世に守り、継承しなくてはいけない。
結局のところ、最終的には「人」につながっていく。
何故、「人」にフォーカスされた哲学に育って行ったのか。
やはり、僕は人に恵またからに他ならない。
そこへの感謝の気持ちから育って行ったように思う。
そういったマインドを育ててくれた親に感謝したいところである。
哲学を示し、その哲学に愚直にトライする姿は、その人の生き様でもある。
結果的に、それが個人のブランドとなり、認知をされる。
社員に投げかけた「君の哲学はなんだ?」という問いに真剣に向き合って欲しいものだ。
そして、自分自身のブランドを築いて欲しいものである。
今こそ、哲学を示そうじゃないか。
ちょっと硬いかな(笑)。