2026.08.30
『入魂』
8月末は、何かと慌ただしい。
9月1日から新しい期が始まる。
来期の経営方針発表に向けて、その準備に追われる日々が続いている。
次の45期のテーマは、「継続」とした。
継続とは、同じことをただ繰り返しではない。
昨日と同じ景色に見えても、その一歩一歩に深さを重ねていくこと。
同じことを、より深く。より精緻に。より確かに。
守るのではなく、磨き上げ、昇華させる。
そんな中、経営計画書が刷り上がってきた。
思えば、この経営計画書を作るのも、今回で15回目になる。
15年分、積み重ねてきたものがある。
けれど、同じことを繰り返してきたわけではない。
毎年、少しずつ、一段高い場所を目指してきたつもりだ。
そして、この時期の儀式である。
僕の名前と印鑑を一つずつ書いていく。
僕はこの儀式を、「入魂」と呼んでいる。
一人一人の社員の顔を思い浮かべながら、名前を書き、印鑑を押す。
予備を含めて、80冊以上。
心を込めたつもり。
いよいよ、今期も残りわずか。
マーケットの状況は、楽観視できるものではない。
それでも、怯まずに、前に進む。
15回目の入魂の儀は、次の一段への、第一歩。