『流儀、はじめる。』 |新着情報|ウッディライフ

『流儀、はじめる。』

『流儀、はじめる。』 | 社長コラム「一期一会」

本を書きました。
「流儀」という名の本です。
石橋の流儀。
ひだまりの流儀。
という想いを込めて。

これまで、何年もかけて、経営計画書の補足として書き溜めてきた514もの言葉たちに、一つひとつ、僕自身の解説を加えた。
書くのは、正直、簡単ではなかった。
自分の考えを言葉にするということは、
自分のあり方を問われることでもある。
書きながら、何度も自分に突きつけられた。
「お前は本当にそうやって生きているのか?」と。
実は、原稿は随分前から書いていた。
が、本にまでする勇気がなかった。。。

書き終えて思うことは、僕自身がまだまだ修行中だということです。
完璧な思想ではない。
未完成だし、未熟ですらある。
それでも、書いた。

なぜか。
経営と人生の中で、本当に大切だと感じてきたことを、後世の仲間たちにしっかりと言葉にして残しておきたかった。

誠実に生きること。
感謝を忘れないこと。
恩に報いること。
挑戦し続けること。
当事者として生きること。

どれも難しいことではない。実にシンプル。
しかし、このシンプルなことを、本当に徹底できている人がどれほどいるか。
だから書くこととした。
迷ったときに戻れる場所として。
判断に詰まったとき、手を伸ばせる一冊として。

また、この「流儀」をテキストに、あさイチ勉強会を始めた。
全社員を対象にした、朝45分の勉強会だ。

きっかけは、あることに気づいたことでした。
課長や主任と言った役職者には、常昇塾という学びの場がある。そこでは、僕の考えを直接伝えてきた。

でも、ふと思った。
若手や中堅には、そういう場がない。
幹部でさえ、改まって「教える」という機会は、実はほとんどなかった。各ミーティングでOJTにて言葉を交わしてきた程度。

それに気づいたとき、
「これは、しっかりとやらなければいけない」と思った。

動画でもいいじゃん。
テキストを渡すだけでもいいじゃん。
そう言う人もいるかもしれない。
だが、それでは届かないものがある。

思想というものは、「直接伝承」しかないと僕は思っている。
松下幸之助翁の考えが僕に届いたのも、本などの活字だけではなく、江口先生を始め、虫明先生など、生きた人を通じてだった。
言葉の意味は同じでも、誰が、どういう顔で、どういう声で語るかで、伝わり方がまるで違う。
僕の言葉は、僕自身が語らなければ、僕の言葉にならない。そんな強い想い。

この「流儀」に書いてあることは、
僕が失敗しながら、恥をかきながら、
ときに格好悪い思いをしながら積み上げてきたことだ。
そのプロセスごと伝えたい。
だから、僕自身がここに立つ。

話を聞くだけで終わらないでほしい。
自分の意見を持ってほしい。
自分の言葉にしてほしい。
そして、動いてほしい。

評論家はいらない。
当事者として生きてほしい。

そんな願いの元、あさイチ勉強会は始まりました。