『ド地元の工務店として』 |新着情報|ウッディライフ

『ド地元の工務店として』

『ド地元の工務店として』 | 社長コラム「一期一会」

先日、ぎふの木の住まい協議会の第○○回の総会があった。
基調講演は、三浦さん(新建新聞社社長)。
今年もたっぷり、約2時間。
住宅業界の現状から、これからの工務店のあり方まで。
その中で、一つのキーワードをもらった。
「ド地元建築」
という言葉だ。

ド地元というのは、
「ずっと同じ人が住み、同じ物があり続ける場所」のことだという。
ド地元建築というのは、地元の人と、地元の物と、時間が重なり合い、地域性が濃く刻まれた建築のことだという。
聞いた瞬間に、「あ、これは、僕らのことだ。」と思った。

我々は、岐阜の工務店だ。
岐阜に住む人のために、
岐阜の木を使い、
岐阜の職人で家を建てる。
これをもう、長い期間、続けている。
なぜそうするのか?と問われれば、理屈ではない。
ひだまりほーむが、岐阜の森の木を使わないで、誰が使うのか。
ひだまりほーむが、岐阜の職人の技を活かさないで、誰が活かすのか。
ただただ、それだけ。

そして、もう一つ大事なことがある。
我々は、ここにずっといる。
家が完成して、終わり。
ではない。
引き渡した後も、メンテナンスで関わる。
困ったことがあれば、駆けつける。
笑い話に付き合うことだってある(笑)。
10年後も、20年後も、30年後も、
この地域の工務店として、お客様のそばにいる。
ハウスメーカーは、これが出来ない。
量産ビルダーも、これが出来ない。
地元の工務店にしか、出来ないことだと思う。

三浦さんが言っていた。
ハウスメーカーと量産ビルダーで、今や着工の5割を占める。
地元にお金が回らない家が、半分なのだと。
だからこそ、である。
地元で建て、
地元でお金が回り、
地元の森が守られ、
地元の職人が育つ。
これが、「ド地元」の本当の価値だと、僕は思っている。

これまでも、この町の工務店だった。
これからも、この町の工務店でありたい。

ずっとここにいる。
ずっとここで建てる。
ずっとここで、関わり続ける。
「ド地元建築」という言葉をもらって、改めて、腹が据わった気がした。
岐阜の木で、岐阜の職人で、岐阜の人のために。
この責務を、これからも果たし続けていく。

ド地元建築って、いいね。