『お天道さまは、見ている。』 |新着情報|ウッディライフ

『お天道さまは、見ている。』

『お天道さまは、見ている。』 | 社長コラム「一期一会」

毎朝の習慣がある。
愛娘の柴犬「つき」との散歩だ。
まだ街が完全には目を覚ましていない朝の時間。
凛とした空気の中、東の空がゆっくりと明るくなっていく。
散歩途中に僕は立ち止まる。
朝日に向かって、
「今日もありがとうございます。
 今日も一日、よろしくお願いします。」
つきも、静かに横にいる??
わかっているのか、いないのか(笑)
まぁわかっていない。。。
でも、あの時間は、間違いなく僕たちの大切な儀式だ。

幼い頃、母から教わった言葉がある。
「お天道様は見ているよ。」
悪いことをした時。
ズルをしそうになった時。
人に見られていないと思った時。
母はそう言った。
怒鳴るわけでもなく、理屈をこねるわけでもなく、
ただ静かに。
「お天道様は見ている。」
あの一言は、不思議と胸に残った。

人は、人の目を気にする。
評価を気にする。
損得を考える。

でも、本当に大切なのは、
“見られていない時にどう振る舞うか”だと思う。

設計もそう。
経営もそう。
家づくりもそう。
見えない構造。

見えない断熱。
見えない手間。
見えない誠実さ。

そこにこそ、品格が出る。

誰が見ていなくても、手を抜かない。
誰が評価しなくても、感謝を忘れない。
その積み重ねが、今の僕の礎になっている。

母は、常に感謝を教えてくれた。
「いただきます」
「ありがとうございます」
「もったいない」
当たり前の言葉だが、当たり前に言える人間であり続けるのは、案外難しい。
だからこそ、毎朝の朝日への一礼は、自分を整える時間なのかな?と思う。

自然に感謝すること。
今日という一日に感謝すること。
生かされていることに感謝すること。

お天道さまは、見ている。
世間さまも見ている。
お客さまも見ている。
社員も見ている。
そして何より、自分自身が見ている。

誤魔化せない。
逃げられない。
だからこそ、清々しくありたい。

今日も朝日を浴びながら、つきと歩く。
静かに、深く、心の中でつぶやく。

「今日もありがとうございます。
 一日、よろしくお願いします。」

僕にとって大切ね儀式です。