子育て世帯が暮らすための心地よい自然素材&性能向上リノベーション。
築42年のお住まいを、そのまま活かせる部分は残しつつ、母屋と離れ全体に手を加えました。
元々天井高の低い部分があり、天井の低さを感じさせない配慮、高さの切り替わりで漏水等が発生しない工夫もされています。
カップボード、テレビボード、可動式収納といった暮らしにあわせた造作家具を採用するなど、こだわりも満載。
性能値は断熱8倍、耐震5倍と安心して暮らせる住まいに変化しました。

所在地：愛知県小牧市

外観After

母屋と離れの平屋リノベーション。外壁はガルバリウム鋼板。

内観Before

畳の間が3部屋、住まいの北側にダイニングキッチン・リビングのあるお住まいでした。

内観After

漆喰と無垢材の心地よいリビング。和室とつながり一体的に使うことができます。
「南面に向いてテレビを見たい」という想いからこの配置になり、南面に大きな窓をつくらずともスリット窓や南東のL字窓など、空間を明るく見せる工夫をしました。

一段下がったスタディーコーナー。
上部には室内干しができる木の物干し竿をつけました。部屋になじむデザインがポイント。

子どもたちが使いやすい、背の低い可動式の棚をつくりました。小さい間は着替えを、大きくなったら本を置いたり、可変性のある棚です。

杉の木でつくるたっぷり収納量の造作テレビボード。家具を置かないことで空間がすっきりとします。

キッチンの横に食の間。横並びで配膳がしやすい配置です。
この部分はもともと天井高が低かったため、天井が低くても違和感のない”座って過ごす場所＝食の間”を設けることにしました。

杉板の木目がそろった造作カップボード。食器類や調理器具、ゴミ箱など、置くものにあわせてプランニングします。

リビングとつながる和室は、客間にも子どもたちの遊び場にも。こだわりのカーテンが和室のアクセントに。

シンプルな空間に美濃焼の手洗いボウルのイエローが映えるトイレ。

造作下足箱のある玄関。玄関すぐであり、且つ母屋と離れのつなぎ部分でもあるこのエリアに収納を充実させ、使いやすい動線にしました。

ステンドグラスが彩る、夜も美しい玄関。道路向かいの建物からの視線を遮るため木格子をつくりました。