2020.06.30
階段造作

月に1回、弊社では社員全員で現場にいって清掃をするという現場清掃をおこなってます。
先日の現場清掃でのこと。名古屋の現場まで顔を出すと、ちょうど古池大工さんが階段の刻みをしてました。
実は大工さんといってもこの階段を手刻みで造作していくことはとても難しいんだそうです。
最近の住宅では建材で仕入れて組み立てことがほとんどいう家も多いこともあり、たとえにフローリングなどに無垢材を使っていても、階段だけは無垢でできませんという会社さんも多いようです。
階段がうまく造作できるかどうか は大工の腕の見せ所でもあるそうです。
私自身がこの会社に入社したばかりのころの話ですが、階段の造作ばかりをみてるお客様がいました。
聞くと、同じ建築業界でお仕事をされている方で、階段のつくりをすごくほめてくれていました。
そのころはまだ、この造作は難しいとか大変とかという認識がなかった私としては非常にわかりやすい話で今でも印象にのこっています。
弊社では階段造作をするのが当たり前ですが、こうやってキレイに造作を仕上げてくれる大工集団は弊社の自慢の1つでもあります。
刻んでいたのは階段の側面になる側板。ここに踏板を挟み込むことになります。
隙間なくキレイに踏み板が組まれるよう、ノミを器用につかい、リズムよく刻む様はまさに熟練の技術。
WOODYYLIFEでは積極的に実際の現場見学もみていただいてますが、それは使う材料、つくる職人の技術に自信があるし知ってほしいから。
現場見学には、造作だけでなく断熱のキモや耐震のキモなど実際に目で見て確認することもできます。
弊社にかぎらず、これから家づくりを検討する方は必ず現場をみることをおススメします!
牛丸