北方リノベーションモデル現場レポート(左官職人)

こんにちは!リノベーション部の加藤です。
本日も北方リノベーションモデルハウスの現場に行って参りました。
足場も解体され、内装仕上げの段階に入ってきた現場ですが、
今日は、左官屋さんが5人で漆喰の下地塗をしていました。
最近の住宅では少なくなってきている漆喰や珪藻土ですが、
WOODYYLIFEではぎふ漆喰と湯布珪藻土を標準仕様として扱っています。
左官職人さんの現場も少なくなってきているそうで、
若手が育ちづらくなってきているとおっしゃっていました。
しかし、お願いしている職人さんは、確かな腕を持った方々であり、
作業姿は見とれるほどです!
優しい職人さんばかりで、作業を進めながらも、
質問に答えていただき、ポイントも教えていただきました!
まず、左官仕事で一番重要で手間がかかるのは、養生です!
今回の北方モデルの面積では、
養生だけで10人工分(職人さん一人で10日かかる量)の作業量だそうです。
漆喰は木の部分についてしまうと
漆喰のついた手が触れてしまうだけで黒くなってしまうため、
造作棚や化粧柱などもすべてしっかりと養生をしていきます。
漆喰は2mm、珪藻土は1mmの厚みを確保して丁寧に貼っていきます。
養生を見るだけでも、仕事の丁寧さが伝わってきます。
しかし、造作にはコードを通すための隙間だったり、間接照明の細い箇所などもあります。
そこの苦労を教えていただいた事で
職人さんが丁寧な仕事をするためにも、設計が現場を知り、
きれいに仕上がる設計をすることの大切さを
職人さんの想いから、また学ぶことが出来ました。
次に大事なのが今日行っていた下塗りです。
角となる部分など細かいところまで丁寧に塗っている姿を確認できました。
造作の隙間なども幅に合わせたコテに持ち替え塗っていました。
コテには大きさの違いや硬さの違いもあるようで、
漆喰塗のためだけでもこれだけの種類を持っているそうです。
間接照明がつくこんな隙間もきれいに塗られました。
低い位置の造作の隙間もきれいに下地塗が終わりました。
休憩に入るまで職人さんの作業姿に見入ってしまい、
休憩に入る前もコテをきれいに手入れしていて、
職人さんの仕事に対する誠実さを感じました。
どんどん壁が白くなっていく過程を見るのも楽しく、
職人さんの丁寧な仕事を近くで見ることが出来てとても良い現場見学となりました。
次回、漆喰の仕上がりを見るのがより楽しみです!
完成まで、現場レポートを続けていきますので、次回もお楽しみに!
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