衆知をあつめてスキルアップ!!~現場勉強会~ |新着情報|ウッディライフ

衆知をあつめてスキルアップ!!~現場勉強会~

衆知をあつめてスキルアップ!!~現場勉強会~ | リノベコラム

こんにちは!
アドバイザーの堀田将貴です。

本日は、WOODYYLIFEメンバーの日々の取り組みである「社内リノベーション現場勉強会」を紹介します。
月に1度、営業・設計・工事・メンテナンスの各役割のメンバー全員が参加する取り組みです。
ちょうど北方町で工事中の、平屋リノベモデルハウスの現場で実施しました。
    
工事進捗に合わせて採寸や解体、基礎、水道、屋根など、テーマを変えながら継続的に行っています。
若手~ベテランという経験の差や、営業・設計・工事・メンテナンスで立場も違うので、
いろんな話題や知識がとびかいます。特に若手メンバーはメモを取りながらついていくのに必死です(笑)

例えば以下のようなことが話題に上がりました。

★傾いている家を水平垂直に正すのは大変!
北方モデルの建物は築60年を超えています。
当時の住宅に使用される柱や梁は、きれいな四角形に加工された材料とは限りません。
「ねじれ」や「反り」が生じていたり、建物自体の重さや風・地盤・振動等の影響もあり、
傾いた状態で建っていることが頻繁にあります。

➡リノベーションの現場では、傾きを水平・垂直に修正しながら作り直していきます。
目視では正確な水平垂直は出せませんから、レーザー測定器を使用しています。
(写真はイメージ画像です)
 

★基礎を考えるときに、トイレのことを考える
WOODYYLIFEのリノベーションでは、基礎を補強することで地震に強い住まいを目指します。
北方モデルでは元々ある基礎に、新しい基礎を付け足してつくることで補強しています。
一般的な木造住宅の基礎は、厚みが120~150mm前後が多いのですが、
北方モデルでは元々の基礎に加えて120~150mmの基礎を付け足しますから、
できあがる基礎は部位によっては厚さ300mm近く、分厚い基礎になるのです。

➡トイレの給排水管が床下に延びたときに、床下の基礎にあたってしまう・・・なんてことがあり得るのです(泣)
設計士は、基礎補強の計画を考える時には、トイレなどの設備はどのように設置するか?ということも同時に考えています。

ほかにも話は尽きませんが、今日はここまで・・・

北方モデルハウスでは11月5・6日(土・日)に現場構造見学会を開催予定です。
こちらで述べたようなお話以外にも、お伝えできることはたくさんあります。
今回はご予約不要のイベントですので、是非お気軽にいらしてください♪

堀田将貴