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『仕事納め』

『仕事納め』 | 社長コラム「一期一会」

本日、2020年の営業を終了し、仕事納めを行いました。
例年だと、事務所にてパーティー形式にして今年一年の労をねぎらう所ですが、今年は、簡単なMTGで終了のはずだった。
が、最後に社員のみんなからサプライズ。その話題はこの後に。

2020年はコロナがあったものの、会社としても僕個人としても「良い年」であったと総括をしたい。
一番うれしかったのは、子どもたち(社員たち)の成長である。
最近は、年を重ねたおかげで、社員を子どもたちと思えるようになってきた。
これまではお兄さんだったが、だんだんと父親に(笑)。
子どもたちは、困難なこの時代を立派に自分の足で立ち、一歩づつ前に進んでくれた。

「困難が人を成長させる。」

正にそれを実感した年でした。
これまで鍛えてきた子どもたちの根っこは、太く、強く、逞しく成長をしていた。
本当によく頑張ったね。
お疲れ様でした。

僕自身も、毎日毎日、来る日も来る日も「自分が試されている」感じがしていた。
素早い判断を迫られ、即意思決定をしなければならない。
何が正しいか?を自問自答しながらの判断。
それを繰り返していくうちに、他人はどうでもよくなり、俺は俺といった感じで、集中して自分自身と向き合うことが多くなった。
考えなければいけないことも山積みで、思考を休ませることが許されない。
一日の終わりの夜には、ぐったりとすることも多々あった。
そのうちに、いい意味での開き直りが生まれ、自分自身を信じることが出来るようになる。
しかし、振り返れば、うちの子どもたちほどに僕は頑張れたのか?と、疑問にも思う。
まだまだ出来たのではないのか?
僕自身は、営業に出かけるわけでもなく、設計をするわけでもない、現場管理をすることもない。
会社のほぼすべては、子どもたちが必死に汗をかき、歯を食いしばって今がある。
ただただ感謝。

そんな大切なことを僕自身が気づけたことが、今年は良い年であった。と総括するゆえんであろう。
来年は、さらに厳しい一年となると見ている。

世の中は人の心が疲弊し、自分さえよければという身勝手な空気が蔓延、争いごとが増え、疑心暗鬼になっていく。
そんな中だからこそ、僕自身は「信頼のコミュニティー」を築き上げたいと思う。
不特定多数への商売を脱却し、特定多数の方、特定少数の方へのアプローチを考えたい。

また、2021年はチャレンジする予定のことが多くある。
会社全体を再定義し、再構築をする。
商品・仕組み・人員・利益構造・集客などを、一旦白紙撤回し、解体をする。
その上で、また新しく築き上げる。
新しい会社の完成までには、3年程度の時間を要すると考えている。
その初年度が2021年である。

その意味で、来年のテーマを
『まだ見ぬ世界へ 大冒険の始まり』とする。
子どもの頃、ガンバの冒険(ガンバと仲間たち)というアニメが大好きだった。
だから、イシバシの大冒険(イシバシと仲間たち)の始まり。
また、人生も仕事も徹底的に楽しむように、子どもたちに問いかけたい。
楽しいかどうかを判断軸にして欲しい。
楽しめないことはやらなくてもいい。
それでいい。

2021年は「大冒険」の始まり。
来年も、精一杯突っ走ります!
本年も大変お世話になりました。
どうぞ来年もよろしくお願い申し上げます。
尚、新年は6日より営業を開始いたします。

令和2年12月28日
ひだまりほーむグループ
代表 石橋 常行2020