先日はひだまり匠の会の大忘年会でした。

１年の労を労い、感謝の集いです。

本当に久しぶりの午前様。３０代の頃はこんな日が毎日だったと思うと若かった（笑）。

 

匠の会のメンバーには本当に頭が上がりません。

毎日毎日、暑い日も寒い日も建築現場で腕を振るう。

そこには、お施主様や建築への愛が溢れている。

「良い家を作りたい」

その熱い想いが愛へと繋がっている。

我々はそれ以上の愛をお施主様や現場に注いでいるのか?そんな自問自答をしてみたい。

 

そんな中、今年廃業した一人の職人がいる。

屋号は福井建工。

ブロックを積ませたら日本一（笑）とも思うほどの職人。

かれこれ２０年くらいの付き合いです。

仕事を始めて６０年。いよいよ引退をした。

寂しくもあるが、お疲れ様でした。

そんな福井さんに「感謝状」をお渡しした。クシャクシャな顔をして照れていた。

心より感謝しております。

また、ひだまり匠の会結成以前からのお付き合いのある職人さんも感謝を込めて表彰を。

２０年以上のお付き合いです。

中には２５年のお付き合いの方も。

僕が若い頃からのお付き合いです。

一緒に今のひだまりほーむ作り上げてくれた同志です。

表彰なんかしてもらったことがないから嬉しいわ。と、こちらもクシャクシャの顔で照れている。

 

職人さんたちは、上手く行って当たり前の世界。

失敗は即大事になる。

しかし褒められることも少ない。

もっと彼らが脚光を浴びる業界にしたい。

職人は格好いいんだ!っていう世界を作りたい。

 

その為には、我々が彼らの腕を発揮できる仕事を確保する必要がある。

本物の木を扱える大工や建具屋。

精度の高い基礎屋や電気屋。

日本のイグサでつくる畳屋。

皆プライドがあり、熱心で素直な熱い職人たち。

 

その分、ちょいと面倒くさくもあるが（笑）。

それもまた良し。

その他にも、グッドデザイン2023賞、日本エコハウス大賞、LIXILメンバーズコンテストの受賞した建物に関わった職人さんを全員表彰。

皆嬉しそうだった。

皆さんが作った住宅が評価されました!おめでとうございます!