換気だけじゃない!?簡単空き家管理

実家が空き家だけど、どう管理したら良いのかわからない。
空き家を自分で管理するのはやっぱり大変そう・・・。
こんなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
今回は、空き家の管理方法についてお話します!
空き家の管理と言えば、換気で部屋の風通しを良くすることはよく耳にしますよね。
しかし、それだけでは不十分なのです!
空き家の管理には、“水回り” のメンテナンスが重要です。
水回りのメンテナンスって実際に何をするのか。
することは、「排水口に水を流す」それだけなんです。
どうして水を流すことが有効であるのか?
洗面台の下の排水管をご覧ください。
排水管はS字やP字の曲線で曲がった仕様になっていますか?なぜまっすぐな管では無いのか?
それは、排水管が水をためる役割をもつトラップの役割を担っているからです。
トラップとは、排水管がS字のような湾曲した形となり、一定量の水が管内に常にたまるようになっている装置です。
私たちが毎日目にするトイレの便器にたまる水もトラップの一つなんですよ。
空き家や長期間家を離れている間、水道を使用していないとトラップの水は蒸発して無くなってしまいます。
トラップの中に水が無いとなると下水管から虫や下水の嫌なにおいが排水管をのぼって室内に伝わってしまうのです。
空き家をお持ちの方以外でも、長期間に渡り自宅を留守にすることが多い方、使っていない水道が家の中にある方も要注意ですね。
また、洗面所だけでなく、トイレ、キッチンの洗い場、洗濯機、お風呂場などの水回りの管理も同様のことが起こります。
中でも洗濯機のトラップはどこにあるかというと、防水パンの排水口部分に位置しています。
排水口の中にはお椀型の椀トラップが存在し、そこに水を流し入れることで排水が行われる仕組みになっています。
この椀トラップにバケツやジョウロを使って2~3リットルの水を入れてあげることでトラップの水の更新が行えます。
空き家の換気、水回りの管理は最低月に一度以上行えると良いでしょう。
是非、換気だけでなく、水回りにも注意してみてくださいね。