『失販‐しっぱい‐』

『失販‐しっぱい‐』

『失販‐しっぱい‐』 | 社長コラム「一期一会」

ひだまりほーむグループでは、
「しっぱい」と言う文字を「失販」と定めています。

失敗を恐れるな。
失敗を喜べ。
失敗大歓迎。

失敗に関しては、こういった想いを僕自身は随分前から社員へ伝えてきた。
しかし、彼らは失敗が怖い。。。

これは、育った環境や教育環境、社会環境も大きく影響していることだろう。
失敗を許してはくれない世の中。

しかし、一番は、僕自身が完璧主義者が故に、

「言っていることとやっていることが一値をしていないこと」

が最大の原因であると前から気づいていた。

一方で、「本気で失敗をすればいい。」と思っているのも事実。

このジレンマに随分と悩まされた。

そこで、
定めたことが失敗の「定義づけ」と「文字」。

「失販」と書いて「しっぱい」と読む。

そう。
よく似ているが、文字が間違っている。
それでいいのだ。
失敗と言う文字が失敗をしている。
実のところ、手書きで書く時に僕が良く間違えるんです。
これを許すと言うこと。
ひだまりほーむでは「失販」と書きます。

また、言葉には定義が必要。
僕の「しっぱい」という言葉の定義は、

『イノベーションを起こす最大かつ、最高の要素であり、未来への卵である。』

ということ。

失販から生まれることが、いかに多い事か。
まさに、未来への卵。

失販を許し。
失販を認め。
失販を活かす。

これが出来れば、色々なことがもっともっと面白くなる。

余談だが、この言葉を発表した時に、ある社員が「販売を失う」と書きますね。これは良い!!と言っていました。
僕はそこまで考えていませんでした。
まさに、「失販」という間違った文字でイノベーションが起き、未来の卵になった瞬間です。

失販っていいね。