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『若人よ励め』

『若人よ励め』 | 社長コラム「一期一会」
昨日まで、松下政経塾の44期生の桶屋誠人君が約1ヶ月間、インターンに来ておりました。
まだ27歳という青年。
将来は政治家になり、日本の科学技術の発展に貢献したいとのことです。
 
松下政経塾とは、松下幸之助翁が生前に設立した、未来のリーダーを育成する為の塾です。これまでも多くの政治家や経営者、経済人、文化人などを輩出しています。
 
彼は政経塾で経営理念の大切さを学んだそうですが、理論ではピンとこず、実践の場で確認をしたかったそうです。
そこで、経営理念経営を実践している、ひだまりほーむに白羽の矢が立ったとのことです。
約1ヶ月間、徹底的に理念に触れてもらいました。
丁度、弊社は期首期末であり、振り返りや方針など、1年で最も理念に触れる時期です。
先日の9月1日に開催された方針説明会は、彼の目には異常にも見えたそうです。
 
彼に最も伝えたかったことは、松下幸之助翁が政経塾の塾生に最も伝えたかったであろう「人間大事」を根底においた考え方。政治家であれ、経営者であれ、いち社員であれ、根底には「人間大事」の精神が重要であります。
そこから「感謝」が生まれる。
この感謝の気持ちこそが、彼に最も足りない事である。と、初日に気づき、1ヶ月通してその部分を徹底的に鍛えることにしました。
 
初日は大丈夫か?と思った彼も、少しは「まとも」になったかな(笑)。
私に限らず、関わるスタッフが真正面から向き合ってくれました。その光景が微笑ましくもあり、心強くもありました。
 
最後のアウトプット気づきのプレゼンは、若手の鈴木と中堅の中川が遅くまで付き合ってくれたそうです。
素晴らしいアウトプットとなりました。
感謝の心を持って、人に接していくとの宣言もありました。
 
この先、まだまだ多くの人に揉まれることでしょう。しかし、熱い思いで乗り越えてくれる事と思います。
 
そして、松下幸之助翁が最も大事だと仰った「愛嬌」が彼にはあります。
これまでもたくさんの人に助けられたことでしょう。
きっと、これからも助けられる事と思います。
彼を見ていると、愛嬌がいかに大事かという事が分かりました。
 
将来、日本の科学技術の発展へ貢献して下さい。
頑張れ桶屋。
陰ながら応援していきたいと思います。
 
松下政経塾 https://www.mskj.or.jp/