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『下ならし』

『下ならし』 | 社長コラム「一期一会」
ただいま新入社員研修が行われています。
昨日、一昨日は私が担当でした。
僕の研修の特徴はアウトプットにあります。
インプットの次に必ず共有会を挟みます。
これには訳があります。
若い人は当然ながら視野が狭い。
これまでの交友関係も思考が近い人が中心。
全く異なる意見やモノの見方を受け入れる必要もないのが学生時代。
共有会は、同じ研修を受けていても感じるコトや気づきも人それぞれ。
自分以外の人の感性や気づきを知ることで視野が広がります。
ここで素直に相手の話を聞く訓練も兼ねます。
相手へのリスペクトが必要になります。
併せて、コロナ世代の若者は集団のコミュニケーションのやり方を知らない。
リモート時代特有の特徴です。
彼等を責めるべきではありません。そういった集団のコミュニティーが出来なかった世代です。
この傾向は今後益々増えることでしょう。
よって、意図的にそういった訓練を積ませます。
インプット<アウトプット(共有)が重要です。
 
更に、コロナ禍の弊害がもう一つ。
相手への関心が薄く、深入りしないコト。
リモート世代では致し方ない。
本来、ひだまりの考え方をレクチャーする予定でしたが急遽変更し、自己開示プレゼン大会へ。
これまでお世話になった人やエピソード、部活やバイト。家族のことなどを自己開示シートに記入し発表。その上で質問会へ。
お互いを深く知る。
その後は、約30分程度、雑談タイム。
実はこの雑談が重要。雑談が仕事。
雑談仕事術なる本でも書こうかと思うくらい大事です。
終了後にはお互いを深く知り、明らかに空気感が変わり、顔付きも変わりました。
 
コミュニケーションの量を増やし、信頼関係を構築した上で切磋琢磨する。
戦う準備が着々と進んでいます。
 
尚、研修の内容は4つの人材と5つの型。
これまた、とても大事なことです。