ご友人のお住まいを見たのをきっかけに、木に囲まれたあたたかい暮らしへのあこがれを抱いていた奥様。築28年の住まいの設備の更新が必要になったタイミングで、思い切って内装も自然素材へリフォームすることの決めました。お子様も巣立ち、ご夫婦二人で快適に健康に暮らしていける住まいになりました。　　　　（関市　Ｙ様邸）

外観

Before:建築してからメンテナンスをしていなかった住まい。外壁のサイディングには割れが目立っていました。

After:外壁はサイディングからガルバリウム鋼板に、屋根は化粧ストレート葺きから鋼板葺きに変更。なるべくメンテナンスの手間のかからない素材を選びました。

キッチン

現況調査時のキッチンの写真です。

使い慣れたキッチンのサイズはそのままに、最新設備に更新しました。収納量が大幅に増えたので、背面に棚を置く必要がなくなり、すっきり。空間を広くつかえるようになりました。デザインタイルは奥様のこだわり。

リビング

現況調査時のリビングの写真です。

既存のフローリングの上にひのきの床板を貼り、壁には漆喰を塗りました。自然素材のある空間が、心地よい暮らしを与えてくれます。

ごろんとできる場所がほしいというご主人の希望からできたリビングの畳コーナー。板張りの壁は設計士のこだわりです。木と畳のあたたかさを感じるデザインです。

杉の天井と、ひのきの床板の木目が目線を遠くに伸ばし、奥行きがあるかのように空間を広く感じさせてくれます。

古くなったトイレも新しくしました。ぬくもりのある木の空間です。

玄関のニッチには多治見で見つけたタイルを貼りました。職人さんに取り付けてもらった、奥様こだわりのコーナーです。