築30年 終の棲家として選んだご夫婦のためのリノベーション@愛知県扶桑町

夫の実家を、暮らしやすい理想の空間へ
長年転勤生活を送ってきたご夫婦が、終の棲家として選んだのはご主人の実家。
もともと自分たちで建てた家ではないため、好みと合わない部分が多く、
また冬の寒さや設備の老朽化など、暮らしにくさを感じていました。
そこで、老後を見据えて1階で生活が完結する間取りへとリノベーション。
リノベーション概要
・築年数:築30年(平成6年12月10日新築)
・施工範囲:1階部分 約122㎡(36.9坪)
・断熱工事:部分施工
・耐震補強:部分補強
外観Before
外観After
玄関Before
玄関After
天然木材を使用した建具が、家族を温かく迎える新たな玄関。
天井も壁と同様に天然素材の漆喰で仕上げ、耐久性と快適性に優れた空間となりました。
リビングBefore
リビングAfter
旧家は中央の壁により冷たい印象の空間で、家具の配置にも悩む間取りのリビング。
無垢材のフローリングと漆喰の壁が調和し、
愛用の家具が映える温かみのある空間へ生まれ変わりました。
キッチンBefore
キッチンAfter
壁付けのキッチンで、ダイニングとの一体感がなかった旧家の間取りは
対面キッチンへ変更し、家族との会話が弾む空間に。
寝室Before
寝室After
使い勝手が悪く感じていた和室は
落ち着いた洋風寝室に変更し、1階で快適に暮らせる間取りとなりました。
水回りBefore
水回りAfter
冬場でも足下が冷えないユニットバスへと変更。
鏡をスライドさせれば、日光が明るく室内へと入ります。
脱衣所には広々としたスペースを洗面台に作り付けたことで、
朝の身支度もラクにすることができます。
長年の転勤生活を経て、「ようやく自分たちの理想の住まいを」と考えたご夫婦のリノベーション。
断熱性能を向上させ、愛用の家具と調和する落ち着いた空間へと生まれ変わりました。
登山や旅行を楽しみながら、終の棲家として心地よく暮らせる住まいが完成しました。