【岐阜県不破郡】伊吹山の稜線を望み集い語らう平屋 |施工事例|ウッディライフ

【岐阜県不破郡】伊吹山の稜線を望み集い語らう平屋

【岐阜県不破郡】伊吹山の稜線を望み集い語らう平屋 | 店舗・施設設計

敷地は関ケ原古戦場のほど近く、伊吹山の稜線を望む緩やかな傾斜地。
もともと同じ場所に立っていた先代の家のプロポーションはそのままに、当時の生活を感じられるような新たな家を建てました。
先代の人柄を忍ばせるよう、飾らず、簡素でありながらも暖かな空間をイメージしながら設計。
岐阜漆喰、飛騨の手漉き山中和紙、高級本美濃和紙など地域の素材をふんだんに使い、人が集い、ゆったりと語らう住まいとなりました。

所在地:岐阜県不破郡
■関ケ原未来プロジェクト『創業者の家』


傾斜している地形に合わせた外観。
基礎立ち上がりの圧迫感が出ないようバルコニー部分を片持ちスラブにしている。


緩やかな上り坂の敷地から伊吹山の稜線までの地形になじませた外観。


緩めの屋根勾配に軒を深く出すことで平屋の接地性の良さを強調した。


外壁は掻き落としの土壁×板張りで柔らかく、訪れる人に安心感や親しみやすい印象を与える。


メイン空間は掘りごたつでゆったりと語らえる場所に。
掘りごたつの足を外せば天板が床となり、雑魚寝ができるように。
座の空間なので天井高は抑えめにした。


庭園の鑑賞空間としてつくられた縁側。
視界を遮らないように細いスチールの手すりを設けた。


空間に合わせたシンプルな造作キッチン。
窓はコーナーに開いて明るい。長良杉パネルと美濃焼のタイルを使用した。


西側の庭園を切り取った窓。照明は明るすぎず、落ち着いた寝室に。
天井と腰壁は杉板を使用した。


寝室のクローゼットには籐編をはめ込んだ建具が印象的。
軽く、通気性も良いのが特徴。


広々と使える洗面カウンター。
カウンター上には美濃焼のタイルを使用しアクセントに。