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壊すなんてもったいない

リノベーションをしていていつも感じることは、「この家壊さなくてよかった~」と言うこと。
いつの頃からか日本の住文化は「壊して作り直す」というものが根付いてしまった。
その原因は欧米文化への憧れや戦後に建った質の悪い住宅の増加、
高温多湿な気候への配慮の不足による腐れなど、様々あるモノの一番失ったのは
「もったいない」というマインドではないか。
年配のお客ささまとお話をしていると、「新しいのが良いに決まっている」と、
リノベーションなどの「活かす」建築に耳を傾けてもくれない方と出会い、当惑すること多々ある。

家は、消費財ではない。
新しい家はそれはそれで良さやメリットもある。
しかし、古い家には歴史があり、想いが詰まっている。
住宅業界は長い間、「壊して作り直す」を第一としたビジネスであった。今尚しかりである。
そう言う我々ひだまりほーむもご多分に漏れず新築をメインとしている住宅会社でもある。

但し、古い家にはリスクも多い。
耐震性の不足による、地震への恐怖との毎日や断熱性が不足していることでの「寒さ」。
その他にも、使い勝手の悪い水回りや使わない部屋の数々。
当然に水回り周辺の木材は腐っている所やシロアリの被害も見受ける。

これらを、修理したり、入れ替えたりしながら新しいモノに変えていく。

実際に、小屋裏などを見ると、立派な梁が威風堂々としている。
壁に隠れていた柱もまだまだ元気。
これを活かしながら、足りない部分や不足してる部分を強化する。

家族の歴史でもある背丈比べをした柱もそのまま活かす。
時計をかけていたであろう柱の傷も活かす。

まだまだ使えるのに「もったいない」。

日本中には、そんなもったいない家がたくさんあるのではないか?

そんな家をお医者さんのように診察をし、治療を施す。
あなたの家はまだまだ現役です。

壊すから活かすへ。

リノベーションの神髄です。